人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初めての妊娠で初期流産を経験した天使ママです。OHSS&抗核抗体陽性!不育症治療を続けて2010年4月に3,020gの女の子を無事出産しました。お気軽にコメント残してくださいね。


by 20071013

私の中でのOHSSのまとめ~その1~

おはようございます
先日の投稿に暖かいコメントをありがとうございます
本当に嬉しくて皆様に支えられていることを実感しました
ありがとうございました

少しずつ元気になりつつありますがショックもありまだ復活まで時間がかかって
しまいそうな予感
ももを流産した時に「自分に限ってまさか・・・」という考えは持たないようにしようと
思っていたのに、やはりそういう考えがあったようです
心の中を整理するためにも、今回の経験を書いていこうと思います
私は医療関係者ではなく専門知識は全くありません
主治医から聞いたこと、インターネットを使って調べたこと、自分の経験をもとに
書きますので、全ての人に当てはまるものではありません
経験談として記すつもりです
でも、これが同じような症状に悩む人に「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえれば
いいなと思っています
不適切な部分がありましたらご指摘ください


とりあえずここ数日の記事のカテゴリを【赤ちゃん待ち】から【OHSS】へ移動させました
順番が前後してしまいそうですが、まずはOHSSについて書いてみます

長くなりますので一度閉じますね
興味のある方は続きをどうぞ・・・




にほんブログ村 マタニティーブログ 不育症へ にほんブログ村 マタニティーブログ 天使ママ・天使パパへ





OHSS(卵巣過剰刺激症候群)


女性の卵巣は3~4cmの臓器です。その中の卵(卵胞)が過剰に刺激されることによって、
卵巣が膨れ上がり、腹水や、ときに胸水などの症状が起こることをOHSS(卵巣過剰刺激症候群)と
呼びます。

原因は卵巣内の卵胞が一気に成長してしまい、それに伴い卵巣が腫大して、その表面の
血管から水分が腹腔内へ漏出すること。
漏出された水分は腹水として貯留され、血液が濃縮して尿量が減少するようになります。
その結果、腎機能障害、電解質異常、血栓症、呼吸障害などを引き起こします。

卵胞が一気に成長してしまう原因としましては、過剰な卵巣刺激がE2(エストラジオール)の
高値を示す誘因となり、さらに排卵誘発を行なう際のhCGが、卵胞を必要個数以上に成長させて
しまうのです。
自然周期の排卵では、まず起きることのない症状です。

自覚症状
   お腹が張る(腹部膨満)
   腹痛および腰痛
   急激な体重増加
   吐き気
   尿量減少(乏尿)
   下痢
   息苦しさ




ざっと調べてみるとこのようなことを書いてありました
「排卵誘発で過剰に刺激を受けた卵巣が腫れあがり水がたまってしまうこと」と私は解釈しています
私自身、ネックレスサインもあったしHCGの注射をしていたので医師からも卵巣が腫れる可能性が
あるという説明は受けていました
調べてみると多嚢胞性卵巣症候群の人が排卵誘発の治療を行うと、OHSSの発症率は10%
10人に1人
この数字を見た瞬間に流産の確立と同じだ・・・と思ってもしかしたらまたこの10%に入ってしまう
のかもしれないと怖くなりました
それでも排卵誘発を行うことを決めたのです

早く無事に出産したい・・・

その一心です
なぜか焦っていました、今も焦りがあるのは事実です
妊娠していた時も卵巣は腫れていたこともあり(流産後元に戻りました)腫れやすいのかもしれない
と覚悟はしていたのですが・・・
今思うと「まさか自分は大丈夫だろう」という気持ちがあったようです



そろそろ排卵かなと思われた5月30日~31日には下腹部痛がありました
31日には下腹部の張りも感じています
ちょうど土日、そして夫の同級生が亡くなり、お別れに故人の自宅へ行ったりお葬式のため
帰省していてバタバタと過ごしました(その時の記事

6月1日、どうもおかしい・・・と思って受診(その時の記事
2週間の自宅安静を言い渡され、提出していた基礎体温表にはPCOSと書かれていました
自宅安静とは言っても、近所への買い物程度はOKされていました
OKが出ているからと思って買い物に出かけて帰ってくると、おなかの張りがひどくなった
ような・・・
身体もだるくなってしまい、横になるようにしました
無理をしていたのかもしれません
買い物に出かけるだけで、疲れてしまうのだから仕事は休んで正解でした

自宅安静3日目の6月4日、経過観察のため通院(その時の記事
お腹の張りはあるものの、痛みは全くなかったためこのまま自宅安静のままリセットを
待つことになるだろうと思っていたら、まさかの手術決定
パニックでした
少しでも早い方がいいと言うことで翌日に入院、手術で1泊入院となりました
この時の卵巣の大きさは85x73、98x63です
お腹は妊娠6~7か月くらいの大きさかな



長くなるので一度ここまでで・・・

                                       その2へ続く





アルファベットに弱く覚えられない自分のための用語説明

*OHSS・・・卵巣過剰刺激症候群
*PCOS・・・多嚢胞性卵巣症候群
        (卵巣内に卵胞がたくさん存在すること。卵胞がたくさんあっても1つ1つは成熟し
         にくく、排卵が起こらないケースが多くなる。無月経、多毛、肥満、卵巣の腫大
         などの病態を伴うものを「症候群」とつけて呼ぶ)
*HMG・・・・・ヒト絨毛性ゴナドトロピン
         (卵巣に卵胞をたくさん作らせる薬)
*HCG・・・・・ヒト閉経ゴナドトロピン
         (大きくなって排卵できる状態になった卵子を人工的に排卵させるための薬)
by 20071013 | 2009-06-08 08:41 | OHSS